北朝鮮国境警備隊軍人と住民が北朝鮮-中国の国境地域で殺人や強盗事件を犯し、国境地域の情勢が不安になっているという証言が続いている。
北朝鮮国境警備隊軍人と住民が北朝鮮-中国の国境地域で殺人や強盗事件を犯し、国境地域の情勢が不安になっているという証言が続いている。
北朝鮮国境警備隊軍人と住民が北朝鮮-中国の国境地域で殺人や強盗事件を犯し、国境地域の情勢が不安になっているという証言が続いている。

 米国の北朝鮮専門メディア・自由アジア放送は18日、複数の消息筋の言葉を引用し、「最近、北朝鮮の国境警備隊軍人と北朝鮮住民による中国人殺人事件や強盗事件が発生し、中国側の辺境地域の雰囲気が険悪だ」と報道した。

 北朝鮮・両江道(ヤンガンド)のある消息筋は「鴨緑(アムノク)江の向こう側で中国の公安警備隊が我々の方に機関銃を向けて見守っているという殺伐とした話が回っている」と明らかにした。続けて、「去る18日、中国の国境付近の村で北朝鮮の密輸屋が持っていった金を譲り受けた中国の大房(テバン)に向かって、鴨緑江を渡って中国地域まで追いかけて来た北朝鮮の国境警備隊が銃撃を向ける事件が発生した」と伝えた。

 「中国地域まで渡った4人の国境警備隊が密輸金を乗せて逃げる中国人の車に銃撃を加えたが、密輸車は止まらずに現場を去り、現場で金を譲り渡した北朝鮮住民3人も銃弾の中を突き抜けて山で逃走した」と説明した。

 また、「同日、両江道・恵山市(ヘサンシ)の向い側にある中国の村に住んでいる中国住民が鴨緑江で魚を取り、北朝鮮国境警備隊が撃った銃弾に当たって現場で死亡する事件があった」と伝えた。

 また、別の消息筋は「去る19日と20日、恵山市の住民たちが中国の方に渡って行き、強盗を犯した」として「北朝鮮住民たちの突然の襲撃に備えて、村住民たちは“自衛隊”を組織化した」と明かした。

 また、「19日には、刀を持った3人の北朝鮮男性が中国漢族の家に飛び込み、数百中国元と砂糖、肉類などを強盗し、20日夕方7時頃には、一人暮らしのおばあさんの家に侵入し服類を片っ端から盗んでいった」と付け加えた。

 さらに、「国境を超えてまでのこのような事件で、北朝鮮の国境警備隊と中国公安間に一触即発の緊張感が流れている」とし、「北朝鮮の人々に対する辺境地域中国人の怒りと復讐心は極に達し、最近は密輸屋もあえて川を渡って中国に入ることをしない」と強調した。

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