【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社2社が25日、今週の調査の結果を発表した。両社とも、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率がそろって50%台から40%代後半に下落した。 韓国ギャラップが22~24日に1003人を対象に実施した調査によると、朴大統領の支持率は前週から2ポイント下落の48%、不支持率は2ポイント上昇の43%だった。 支持率は今月第1週に54%と昨年4月の旅客船セウォル号沈没事故以降で初めて50%を超え、3週連続で50%台をキープしたが、今週は40%台に落ち込んだ。 支持の理由としては、主に外交・国際関係(22%)、対北朝鮮・安全保障政策(18%)が挙がった。 政党に対する支持率は与党セヌリ党が前週と同じ41%、最大野党・新政治民主連合が2ポイント上昇の23%。 一方、リアルメーターが21~24日に2000人を対象に実施した調査でも、朴大統領の支持率は前週から3.7ポイント下落の46.6%と、3週間キープしていた50%を割り込んだ。不支持率は3.6ポイント上昇の47.7%。リアルメーターは、来年の国会議員総選挙をめぐる与党と青瓦台(大統領府)間の微妙な不協和音が影響したと分析している。 政党支持率は選挙の公認ルールに関する党内部の確執で与野党ともに0.3~0.4ポイント下落し、セヌリ党が41.3%、新政治民主連合が26.2%となった。 stomo@yna.co.kr
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