【ワシントン聯合ニュース】北朝鮮がこれまで3回核実験を行った北東部、豊渓里の核実験場で新たな動きが捉えられたもようだ。 米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は24日(米東部時間)、今月18日に撮影された商業衛星写真を分析した結果、核実験場内の西側の坑道(トンネル)と南側の坑道で新たな動きが見つかったと明らかにした。 38ノースは「北朝鮮は来月10日の朝鮮労働党創建70周年記念日に合わせ4回目の核実験を行うとの推測があるが、新たな動きの目的は全く分かっていない」と指摘。その上で、「(新たな動きは)補修維持活動から4回目の核実験に向けた準備活動に至るまで、さまざまな解釈が可能だ」と説明した。 38ノースによると、2、3回目の核実験が実施された西側の坑道では、新しく掘削された入り口に4台の大型車両が止められ、トンネルの入り口は通常通り幕で覆われているという。 また、西側の坑道に続く警備隊の保安検査所では通常より多い台数の車両が見つかった。 一方、38ノースは来月10日の朝鮮労働党創建70周年記念日前後に北朝鮮が北西部、東倉里の西海衛星発射場でロケット打ち上げ(事実上の長距離ミサイル発射)を実施する兆候はないと分析した。  sjp@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0