【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は25日午後、米ニューヨークで開かれる国連サミットや国連総会に出席するため米国に向け出発する。朴大統領が就任後、国連総会に出席するのは昨年に続き2回目。 今年は国連創設70周年を迎え、世界各国の約160人の首脳らが出席する。朴大統領の首脳外交は北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイル発射や4度目の核実験など、新たな挑発を抑止することに焦点が当てられる見通しだ。朝鮮半島の安全保障問題の根本的な解決策として掲げている平和的な南北統一の必要性もアピールするとみられる。 朴大統領は国連サミットで基調演説を行い、貧困撲滅を目指す2016年から30年までの共通開発目標「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の履行を呼びかける予定だ。アジェンダは今回のサミットで採択される見通し。韓国で1970年代に展開された農村改革運動「セマウル運動」の経験を共有する「セマウル運動高官級特別行事」にも出席し、同運動を国際的な開発プログラムとして拡大していく計画だ。 また、パキスタンやデンマークなどとそれぞれ首脳会談を行う。 このほかニューヨークの韓国文化院を訪れ、「K―カルチャー体験館」の開館イベントに出席し、世界文化の中心地であるニューヨークを韓流ブーム拡大の拠点として活用する意向を示す。 kimchiboxs@yna.co.kr
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