会見を行う朴氏=22日、ソウル(聯合ニュース)
会見を行う朴氏=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】内紛が続く韓国最大野党、新政治民主連合の朴柱宣(パク・ジュソン)国会議員(66)は22日、記者会見を開き、離党を正式表明した。来年4月の国会議員総選挙を前に同党の現職議員が離党するのは初めて。 新政治民主連合では文在寅(ムン・ジェイン)代表ら盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の流れをくむ「親盧派」と「非盧派」の争いが激化している。文氏は今月初め、自らの再信任を党員投票で問う意向を表明したが、党内の反発などを受け、21日に投票の実施を撤回した。 非盧派の朴氏は記者団に対し、「革新を通じた(党の)変化を長らく待っていたが、政権交代の可能性に対する疑問が多い」と述べた。今後、新党結成を目指すという。すでに離党し、それぞれ新党結成を進めている千正培(チョン・ジョンベ)国会議員や前全羅南道知事の朴晙瑩(パク・ジュンヨン)氏と連携する可能性も示唆した。 当選3回の朴氏は検察の要職を歴任した元検察官で、2000年に政界入り。新政治民主連合の前身である民主党のソウル市長選公認候補になったほか最高委員などを務めた重鎮だ。  kimchiboxs@yna.co.kr
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