韓国ではことし上半期で、違法サイト取り締まり件数が4万2803件で、年レベルでは史上最悪の件数を記録することが予想されることがわかった。(提供:news1)
韓国ではことし上半期で、違法サイト取り締まり件数が4万2803件で、年レベルでは史上最悪の件数を記録することが予想されることがわかった。(提供:news1)
韓国国会教育文化体育観光委員会所属のソル・フン議員(新政治民主連合)は、国民体育振興公団が提出した2012年以降の違法スポーツ賭博サイト遮断実績を見た結果、「ことし上半期で、違法サイト取り締まり件数が4万2803件で、年レベルでは史上最悪の件数を記録することが予想される」と22日に明らかにした。

 さらに「違法スポーツ賭博サイトは、毎年取り締まり件数の90%以上が遮断されたにも関わらず、翌年には前年よりも多くの違法サイトが取り締まりを受けている」とし、「毎年違法スポーツ賭博サイトが増加傾向にある」と指摘した。

 刑事政策研究院は、違法スポーツ賭博サイトの市場規模は2013年で最低約15兆5000億ウォン(約1兆6000億円)から最高約31兆ウォン(約3兆1700億円)と推定されている。そこに賭博中毒による弊害、賭博資金準備のための二次犯罪被害などを考慮すると、さらに被害は大きくなると分析している。

 ソル議員は「現在、政府の八百長及び違法スポーツ賭博の根絶対策や射幸産業統合監督委員会の主導で行われている根絶対策が評価を発揮できていないことは、各関連機関との協力で有機的な協力システムの構築が至らない点に原因がある」と指摘した。

 さらに「日ごとに増加している違法スポーツ賭博市場を剔抉し、国民の財産を違法スポーツ賭博から守るためには、現在のシステムを再点検しなければならない」と違法スポーツ賭博を根絶するための対策を促した。


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