北海道の朝鮮人強制労働犠牲者 70年ぶりの故国で永眠

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北海道の朝鮮人強制労働犠牲者 70年ぶりの故国で永眠
北海道の朝鮮人強制労働犠牲者 70年ぶりの故国で永眠

納骨堂におさめられる犠牲者の遺骨=20日、坡州(聯合ニュース)

 【坡州聯合ニュース】日本による植民地時代に北海道に連行され厳しい労働を強いられて亡くなった朝鮮人115人の遺骨が20日、南北軍事境界線に近い京畿道・坡州にあるソウル市立墓地の納骨堂におさめられた。遺骨を持った両国の民間人らは今月11日に北海道を出発。強制的に連行された道を逆に回り、釜山、ソウルを経て永眠の地に到着した。
 納骨式では歌手のチョン・テチュンさんによる「徴用者アリラン」が披露される中、韓日の民間人を中心に遺骨の帰郷事業を進めてきた「強制労働犠牲者追慕および遺骨帰郷推進委員会」のメンバーが位牌や115柱の遺骨を納骨堂におさめた。
 この日、納骨されたのは北海道の宗谷郡猿仏村で旧日本陸軍の浅茅野飛行場建設に動員され死亡した34人、雨竜郡幌加内町の雨竜ダムの建設現場で働かされ死亡した4人、三菱美唄炭鉱のガス爆発で犠牲になり美唄市内の寺に安置されていた6人、元建設業経営者が札幌市の本願寺札幌別院に預けた犠牲者71人の遺骨。朝鮮人労働者はタコ部屋に押し込められ、極寒や体罰、飢えなどに苦しんだ。
 両国の民間専門家や宗教関係者、学生らは1997年から北海道各地に散在する朝鮮人の遺骨の収集に尽力してきた。活動が実を結び、光復(日本による植民地支配からの解放)70年の今年、遺骨の帰郷が実現した。強制連行や強制労働の事実を知らせるという意味をこめて、空路での遺骨帰郷は行わなかった。委員会のメンバーらが遺骨を抱えて北海道を出発し、東京、京都、大阪、広島を経由して下関まで7日間かけて移動した後、フェリーで韓国・釜山に渡った。経由地各地で追悼式や鎮魂祭が営まれた。19日夜にはソウル市庁前で市民ら約1000人が出席した葬儀が執り行われた。
 納骨式で同委員会の日本側代表を務める特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア市民ネットワークの殿平善彦代表は「遺骨発掘を始めて40年にして、このような素晴らしい場所に安置されることになった。ただ、終わりではない。これを機に東アジアの平和や和解、未来のために今後も(活動を)継続していくことを犠牲者の前で誓う」と述べた。
 韓国側代表の社団法人「平和の踏み石」の鄭炳浩(チョン・ビョンホ)代表(漢陽大文化人類学科教授)は「無関心だと思っていた日本の若い世代が中心になって(活動が)行われ、和解と未来について話をし、希望を見いだすことができた」と振り返った。
sarangni@yna.co.kr
2015/09/20 16:01配信  Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


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