ロシア連邦安全保障会議のパトルシェフ書記(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
ロシア連邦安全保障会議のパトルシェフ書記(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の武力挑発の可能性が高まる中、北朝鮮に対する影響力を高めているロシアのプーチン大統領側近のニコライ・パトルシェフ・ロシア連邦安全保障会議書記が今月末に韓国を訪問する。複数の韓国政府筋が20日までに明らかにした。 政府筋によると、パトルシェフ書記は訪日前に韓国を訪れる予定という。 連邦安保会議はロシアの対外政策や軍事政策の基本方針を定める安保関連の最高協議体。プーチン大統領が議長を務め、安保会議書記は外相、国防相らと共に常任委員として協議に参加する。 パトルシェフ書記が来韓すれば、韓国青瓦台(大統領府)の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長と会談し、両国の外交・安保懸案などについて意見を交わすとみられる。 北朝鮮は来月10日の朝鮮労働党創建70年を控え、人工衛星と称した事実上の長距離弾道ミサイルの発射や核実験で挑発する可能性が高く、双方は北朝鮮問題ついて集中協議を行うと予想される。 今回の韓国訪問はパトルシェフ書記側から、日本訪問を機に訪韓したいとの意向を伝えてきて実現したとされる。こうしたことから両国間では北朝鮮の挑発を抑止し、挑発時の国連安全保障理事会での対応と関連し、意味ある協議が行われるとみられる。 csi@yna.co.kr
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