外貨獲得のため、アフリカ南部のモザンビークに派遣された北朝鮮の医師6人が最近、違法行為によって追放されたと、19日に米RFA(自由アジア放送)が報じた。(写真は参考写真 / 提供:news1)
外貨獲得のため、アフリカ南部のモザンビークに派遣された北朝鮮の医師6人が最近、違法行為によって追放されたと、19日に米RFA(自由アジア放送)が報じた。(写真は参考写真 / 提供:news1)
外貨獲得のため、アフリカ南部のモザンビークに派遣された北朝鮮の医師6人が最近、違法行為によって追放されたと、19日に米RFA(自由アジア放送)が報じた。

 RFAは、モザンビークの現地メディアである「ジャンベニュース」を引用し、「モザンビークの保健部が、ことし7月に北朝鮮の医師との契約を早く終結させ、出て行くよう要求した」と伝えた。

 続けて現地の消息筋によると、北朝鮮の医師はジャンベニュースの報道後、不正治療や金銭搾取容疑などによって現地警察に逮捕され、拘禁されたと伝えられているという。

 RFAによると、今回の事件は国際医療市民団体である「FONGA」が、モザンビークの保健長官に嘆願書を提出したことから始まったという。

 「FONGA」側は、チョン・チャンホという名前の医師をはじめ、北朝鮮の医療陣が患者や家族に賄賂などを要求して金品を脅して奪い、病院ではない医療陣の自宅で診療及び施術をしたりもしたと主張している。

 また時間短縮のため、医療人ではない一般人を施術に加えさせたのはもちろん、手術を他の患者より早くしてやると言って賄賂まで受け取っていたと、「FONGA」は主張している。

 このような不正医療行為によって、一部の患者が病院内で伝染病に感染するなどの被害も出ており、向精神薬や各種違法薬品を乱用している現状もRFAは伝えている。


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