北朝鮮の朝鮮中央通信は18日の論評で「主権国家の合法的な権利である平和的宇宙開発に言いがかりをつけることは、許せない挑発だ」と韓国側を非難した。(提供:news1)
北朝鮮の朝鮮中央通信は18日の論評で「主権国家の合法的な権利である平和的宇宙開発に言いがかりをつけることは、許せない挑発だ」と韓国側を非難した。(提供:news1)
北朝鮮の朝鮮中央通信は18日の論評で「主権国家の合法的な権利である平和的宇宙開発に言いがかりをつけることは、許せない挑発だ」と韓国側を非難した。

 朝鮮中央通信は「意地悪が体質化したアメリカと韓国の保守勢力は、とんでもない詭弁と不当な強弁で我々に言いがかりをつけている」として述べた。

 また「現在、宇宙開発は世界的な流れになっている」とし、「宇宙開発の計画は幻想ではなく、現実として宇宙は人間が必要不可欠な生活領域として、より近くに接近している」と述べた。続けて「これは前世紀にいくつかの国だけが大手を振っていた宇宙開発時代が既に幕を下ろし、広範囲の国々が参加する新たな宇宙開発時代が繰り広げられていることを見せてやる」と主張した。

 さらに「我々の衛星発射も経済強国の建設と人民の生活向上のために国家科学技術発展計画による平和的な事業だ」とし、「我々には国の科学技術と経済発展、国家防衛に必須の各種実用衛星を継続的に打ち上げることを見越した総合的な国家宇宙開発計画がある」と強調した。

 また「我々が進めている宇宙科学研究と実用衛星製作及び発射と官製は、徹頭徹尾、主権国家の堂々たる自主的権利だ」とし、「宇宙空間の平和的な利用を国連加盟国の普遍的権利として規定した宇宙条約にも全面的に符合する」と主張した。

 続けて「宇宙開発分野においての先端突破は、我々の科学者や技術者と労働階級が民族の尊厳と自尊心をかけて進めている重大事だ」とし、「人工衛星は共和国の不屈の魂で、強盛繁栄に向かう無限大の力の噴出であり、自主権の象徴だ」と強調して、来月10日の朝鮮労働党創建70周年記念日に合わせた人工衛星(長距離発射体)の発射を敢行することを示唆した。

 さらに「我々の党中央が決めた時間と場所で、先軍朝鮮の衛星が大地を蹴飛ばし、空高く打ち上がることが示唆される」とし、「党と人民は、誰が何と言おうとも、この権利を堂々と行っていく揺らぎなし決心にみなぎっており、敵対勢力が我々の宇宙計画を侵害すればするほど、我々の対応強度はさらに高くなるだろう」と警告した。

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