【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は18日、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事(来月20~26日)の会場となる北朝鮮・金剛山の離散家族面会所などの施設について、大きな問題はないとの見方を示した。 鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官はこの日の定例会見で、同部当局者や北朝鮮事業を行う現代グループ傘下の現代峨山関係者ら14人からなる点検団の点検結果を説明した。点検団は16日から2日間訪朝し、面会所や外金剛ホテル、金剛山ホテルなど再会行事で使われる施設を点検した。鄭報道官は「修理や補修が必要な部分がある。北側と日程を協議し、できるだけ早期に訪朝し作業を行う予定だ」と述べた。 一方、北朝鮮が韓国の労働組合の全国組織、韓国労働組合総連盟(韓国労総)と全国民主労働組合総連盟(民主労総)に対し、「南北労働者統一サッカー大会」を来月平壌で開催するよう提案したことについては、両連盟からの申請がまだないとした上で、「申請があれば検討する。南北関係の状況などを総合的に考慮し、承認の可否を決める」と説明した。 両連盟は北朝鮮の提案に前向きで、8人の実務代表団の訪朝を政府に申請する方針だ。 hjc@yna.co.kr
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