【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題などを話し合う韓日政府の9回目の局長級協議が、18日に東京で開かれる。韓国外交部が17日、伝えた。 両国は昨年4月以降、ソウルや東京で局長級協議を重ねてきた。今回は6月11日に行って以来、約3カ月ぶりの開催となる。韓国からは外交部の李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長、日本からは外務省の伊原純一アジア大洋州局長がそれぞれ出席する。 10月末から11月初めごろに韓国で開催予定の韓中日首脳会談に合わせ、韓日首脳会談の実現が見込まれるなか、今回の協議で慰安婦問題の解決に向けた転機をつくることができるかどうか注目される。 慰安婦問題など歴史をめぐるあつれきから韓日関係が冷え込み、朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相は就任後、一度も首脳会談を行っていない。 両国の協議は一部進展をみたとされるが、慰安婦の動員に対する日本政府の責任認定や被害者への財政支援など、主要争点をめぐり溝を埋められずにいる。このため一部では、解決のためには首脳レベルの最終決断が必要だとする指摘も出ている。 stomo@yna.co.kr
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