鄭夢奎氏(資料写真)=(聯合ニュース)
鄭夢奎氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が18~21日に北朝鮮・平壌を訪問し、南北の代表チームが対戦する「南北統一サッカー」開催をめぐり協議することが16日、分かった。 韓国政府当局者は同日、鄭氏ら協会関係者5人が平壌で開かれる東アジアサッカー連盟(EAFF)執行委員会に出席するための訪朝を承認したと明らかにした。 鄭氏はEAFF執行委員会に出席するほか、北朝鮮サッカー協会側と統一サッカー開催をはじめとする南北サッカー交流について協議する。 統一サッカーは1990年10月に初めて開催され、ソウルと平壌で各1試合が行われた。その後は、2002年9月にソウルで約12年ぶりに行われて以降、開かれていない 今年に入り大韓サッカー協会と韓国文化体育観光部は光復(日本による植民地支配からの解放)70年の記念事業の一環として8月15日に合わせた南北サッカー行事開催などを目指したが、北朝鮮側の消極的な姿勢により実現しなかった。 ただ、南北が8月末の高官協議で民間交流の活性化に合意したことで、南北サッカー交流も再び弾みがつくとみられ、鄭氏の訪朝を機に南北が統一サッカー開催で合意に達するのではないかとの期待も高まる。 一方で、北朝鮮が10月10日の朝鮮労働党創建70周年に合わせ、人工衛星打ち上げと称し事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆したことから、南北が早ければ10月の統一サッカー開催に合意したとしても、北朝鮮がミサイルを発射した場合は開催が不透明になるとの見方もある。 ikasumi@yna.co.kr
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