【ソウル聯合ニュース】韓国と中国、日本の首脳会談開催に向けた3カ国の副局長級会合が15日、ソウル市内の韓中日三国協力事務局で開かれた。 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平国家主席は今月2日に行った首脳会談で、「10月末か11月初めを含む都合の良い時期」に韓国で3カ国首脳会談を開催することで合意した。会談は2012年5月を最後に開かれていない。 会合は韓国から外交部の鄭炳元(チョン・ビョンウォン)東北アジア局審議官、日本から外務省の梨田和也・アジア大洋州局審議官、中国から外務省の黄溪連・アジア局副局長が出席し、非公開で行われた。 外交筋によると、会合では韓中日首脳会談の日程や場所のほか、首脳会談で議論される新たな協力事業などについて意見を交換した。また、韓中首脳会談で合意した10月末から11月初めに韓中日首脳会談を開くことで一致したという。 韓国側は議長国として中国と日本に会談の準備状況を説明したことが分かった。 また、韓国側は会談を地方ではなくソウルで開催する案を重視しており、中国と日本にも伝えられたものとみられる。 韓国政府関係者は「3カ国協力拡大のために実務的に多様な意見交換をした」とした上で、「具体的な日時に関しては協議を継続しなければならないだろう」と話した。 梨田氏は会合後、記者団に対し、会議日程と場所について議論はしたがまだ結論に至ることができなかったと説明。引き続き調整が必要と話した。また、これまで3国で積み重ねてきた協力を振り返ると同時に、今後新しく開始する協力内容について率直な意見交換をしたと伝えた。 ただ、梨田氏によると、韓日首脳会談などの2国間会談に関する話は出てこなかったという。 各政府は外交チャンネルを通じ、3カ国首脳会談開催の日時などついて議論を継続していく方針だ。   yugiri@yna.co.kr
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