【ソウル聯合ニュース】来年4月からソウル市内にある全ての地下鉄駅の出入り口から10メートル以内でたばこを吸えなくなる。 ソウル市は15日、市議会に上程された受動喫煙被害防止条例改正案が可決されれば、来年4月から地下鉄駅の出入り口計1662カ所と世宗大路など8車線以上の大通り5カ所を禁煙区域に指定すると明らかにした。可決に特に問題はないとみられる。 禁煙区域で喫煙が摘発されると自治区別に5万ウォン(約5100円)もしくは10万ウォンが科せられていた過料も10万ウォンに統一される。 現在は銅雀区、瑞草区、江南区など五つの区の地下鉄駅出入り口が一部禁煙区域に指定されている。 また、18ある8車線以上の大通りのうち、議事堂大路や江南大路などが禁煙区域に指定されている。 同市は今年1月から市内の全飲食店を全面禁煙にするなど、公共庁舎やインターネットカフェ、保育園・幼稚園周辺地域など23万4244カ所を禁煙区域としている。 このほか、マンションや学校周辺、たばこ販売店周辺などを中心に禁煙を呼びかけるポスターなどを掲示するほか、インターネットを活用した広報の強化、禁煙キャンペーンなどで禁煙に対する意識を高めていく計画だ。 sjp@yna.co.kr
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