【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のチョ・ボグン国防情報本部長は11日、国会による国政監査で、北朝鮮の核実験の兆候は最低1カ月前に、長距離ミサイル発射の兆候は約1週間前に把握することができると述べた。 韓国軍制服組トップの崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀本部議長は「これまで北の核実験が差し迫っている兆候は識別されていない」と説明した。 また、先月22~24日に非武装地帯(DMZ)内の軍事境界線を越え、鉄柵の警戒にあたる韓国軍部隊の見張り所の上空まで飛んできた北朝鮮の無人偵察機については、同機の発進基地を探していると明らかにした。 崔議長は「当時、航跡だけが探知された。肉眼で識別されなかった上、レーダーにも捉えられなかったため発進基地を把握できなかった」と説明した。
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