11日、韓国陸軍50師団で発生した手投げ弾爆発事故の手投げ弾が昨年すでに機能試験で欠陥判定を受けていたことがわかった。(提供:news1)
11日、韓国陸軍50師団で発生した手投げ弾爆発事故の手投げ弾が昨年すでに機能試験で欠陥判定を受けていたことがわかった。(提供:news1)
11日、韓国陸軍50師団で発生した手投げ弾爆発事故の手投げ弾が、昨年すでに機能試験で欠陥判定を受けていたことがわかった。

韓国国会国防委員会所属のキム・グァンジン新政治民主連合議員が陸軍と国防技術品質院から受け取った「K413(KG14)細裂手投げ弾資料」によると、この日、50師団訓練所で爆発したものと同一の手投げ弾が昨年、陸軍の弾薬支援司令部の機能試験で、致命的な欠陥判定を受けていたという。

 陸軍の弾薬支援司令部は昨年4月17日、弾薬提起試験中、30発中6発の手投げ弾が国防規定上、致命的な欠陥に分類される「遅延時間3秒未満」で爆発したことを発見した。

 7か月後である11月13日、国防技術品質院が早期爆発の原因は企業の製造上の欠陥で、水分吸湿防止の防水液が遅延剤に浸透したと結論付けた。

 問題は当時、軍は欠陥が発生した手投げ弾と同年(2011年)に生産された同じルートの製品6万発に対してのみ処分したという点だ。

 欠陥が発生した手投げ弾は、2010年からことしまで約100万発が軍に納品されており、現在25万発の在庫を持っていることがわかった。

 キム・グァンジン議員は「まだ正確な事故原因は明らかになっていないが、すでに該当手投げ弾の致命的な欠陥が昨年明らかになっただけに、同一の手投げ弾に対する使用を全面的に中断し、在庫数の点検を推進すべきだ」と指摘した。


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