韓国釣り船転覆事故、行方不明者集中捜索は21日まで…家族ら要請

韓国釣り船「トルゴレ（＝イルカの意）号」転覆事故の行方不明者を探すための集中捜索が10日間おこなわれることがわかった。

　11日、「トルゴレ号」行方不明者家族はこの日午前、済州海洋警備安全本部を訪れ、ソン・ギジュ済州海洋警察警備安全課長らから捜索状況会見を受け、気になる点を質問した。

　この日、行方不明者家族は海上捜索過程に多くの人員と予算が投入されるという点で、今後10日間集中捜査を持続し、その後、海上作戦など必須任務を遂行する人員を除き、捜索に臨むことを要請した。

　チェ・ヨンテ「トルゴレ号」行方不明者・死亡者家族対策委員長は「海上捜索には多くの人員とお金がいる」とし「どこにいるのかわからないため、むやみに捜索することができない。来る21日までの10日間、集中捜索を持続して、その後は作戦に必要な人員を除いては、利用可能な人力だけで捜索に参加することで海洋警察と合意した」と述べた。