【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮が先月の高官協議で合意した離散家族再会行事の対象者は南北を合わせて約200人規模になる見通しだ。場所は金剛山の面会所が有力で、時期は来月初旬~中旬になるとみられる。 南北は今月7日、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で再会行事の規模や場所、時期などを議論する赤十字実務者協議を行う。韓国政府は行事の早期開催を目指しており、北朝鮮側が求めている金剛山での行事開催を受け入れるとみられる。金剛山はソウルや平壌市内のホテルより、準備期間が短い。昨年2月に行われた行事も金剛山で開かれた。 行事に参加する対象者も前回と同水準の韓国から100人、北朝鮮から100人になる可能性が高い。金剛山の面会所はそれ以上の人数を収容することは難しい。早期開催を目指す韓国政府は対象者の拡大を主張することも困難だ。 韓国政府は北朝鮮の朝鮮労働党創建70周年(10月10日)に合わせた長距離ロケット発射の可能性を懸念し、離散家族再会行事の早期開催を目指しているとされる。 kimchiboxs@yna.co.kr
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