【ソウル聯合ニュース】3日間の中国訪問を終え4日午後、帰国の途についた韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は専用機内で同行記者団と懇談し、北朝鮮との間で続く軍事的緊張について「解決するための帰結点は平和統一」だと強調した。その上で、「(中国と)できるだけ早い時期に朝鮮半島の平和統一をどう実現するかについて多様な論議が始まるだろう」と明らかにした。 また、北朝鮮による非武装地帯(DMZ)での地雷爆発事件以外にも今後、核実験などの軍事挑発が起きる可能性があるとした上で、「(中国は)朝鮮半島の緊張を高めるいかなる挑発にも反対することを明白にした」と強調。北朝鮮核問題などの究極的な解決策は平和統一だとして、「朝鮮半島の平和統一に向け中国と共に協力していくことにした」と述べた。 朴大統領と習近平国家主席が「10月末や11月初めを含めた都合の良い時期」の韓国での韓中日首脳会談開催に合意したことについては、「日本はまだ歴史認識について前向きな姿勢を持ってはいないが、北東アジアの平和のため大局的な次元で臨む必要があると提議し、習主席が同意した」と説明した。  ikasumi@yna.co.kr
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