韓中ビジネスフォーラム開催　ＦＴＡの早期批准促す

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の訪中に合わせ、大韓商工会議所が４日、上海で中国国際貿易促進委員会（ＣＣＰＩＴ）と「韓中ビジネスフォーラム」を共催し、両国間の経済協力策を協議した。　韓国側から朴容晩（パク・ヨンマン）大韓商工会議所会頭、朴三求（パク・サムグ）クムホアシアナグループ会長、権五俊（クォン・オジュン）ポスコ会長、徐慶培（ソ・ギョンベ）アモーレパシフィック会長、玄貞恩（ヒョン・ジョンウン）現代グループ会長、尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官、文在ド（ムン・ジェド）産業通商資源部第２次官ら財界と政府の関係者が出席した。　中国側からは姜増偉ＣＣＰＩＴ会長ら２００人を超える財界関係者が出席した。　朴容晩会頭は開会のあいさつで、「韓中経済協力３０年という新たな歴史を目前に控え、今回の韓中首脳会談は新しい道を開くという大きな意味がある。経済はもちろん、政治、安保、文化、国際協力を包括する未来の共同繁栄の青写真に沿って両国の経済人がさまざまな協力アジェンダを着実に実践していくことを希望する」と述べ、両国経済界の協力を訴えた。　また、両国が６月に正式署名した自由貿易協定（ＦＴＡ）の早期批准を促した。　フォーラムではこのほか、韓中産業、投資協力向上策、韓中ＦＴＡ活用策、環境・保健・文化産業分野の協力策などについての発表や意見交換が行われた。 hjc@yna.co.kr