【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の高官が3日、記者団に対し、韓中首脳会談に続き北朝鮮核問題に関連した懸案を話し合う多様な協議が行われることになるとしながら、「韓米中、韓米日間の外交的な活動が活発に進むだろう」と話した。 こうした協議の一環として、北朝鮮核問題を扱う6カ国協議の韓国首席代表である黄浚局(ファン・ジュングク)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が来週ごろ訪米し、米国首席代表のソン・キム北朝鮮担当特別代表と会う予定だ。6カ国協議の中国次席代表も来週来韓し、韓国次席代表の金健(キム・ゴン)北核外交企画団長や権容羽(クォン・ヨンウ)平和外交企画団長と北朝鮮核問題全般について話し合う。 また、今月末に予定された国連総会を機に韓米日外相会談と、同じころに6カ国協議の韓米日首席代表会合の開催も推進する。 韓国政府が推進する韓米中の協議強化については「中国側は韓米中が1カ所に集まって協議することに対しては慎重」と説明。今後、韓米中の協議は韓米、韓中、米中などの2国間協議を連続して行う方式になるとの見通しを示した。 韓中首脳会談の成果については「北の挑発や核・ミサイルに関する戦略的挑発を首脳が共同で抑制、予防するという強いメッセージを発信した」とした上で、「韓中首脳が北の戦略的挑発の可能性に対し事前に警告をしたのは、おそらく初めてだと思う」と話した。 北京でこの日開催された「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」記念式典に出席するために訪中した北朝鮮の崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記が習主席と会談する可能性については、「習主席に会う日程が決まったという話は聞いていない」とした上で、「崔氏の訪中日程は短く、今日午後に(北朝鮮に)戻ると聞いている」と説明した。 yugiri@yna.co.kr
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