崔竜海書記(資料写真)=(聯合ニュース)
崔竜海書記(資料写真)=(聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】中国の抗日戦争勝利70年の記念式典に出席するため北京を訪れた北朝鮮の崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記が2日、各国代表団と共に習近平中国国家主席と会った。しかし、個別の会談は行っていないようだ。 中国外務省のホームページによると、習主席は各国首脳、国際機関トップなどの来賓を迎え、訪中を歓迎するとともに記念行事の目的と趣旨を説明した。続いて、習主席夫妻の主催で公演観覧を兼ねた夕食会が開かれた。 北京の外交筋は3日、崔書記がその両方の催しに出席したと伝えた。習主席と崔書記はあいさつを交わす機会はあったものの、個別の会談はこれまでのところ行われていないもようだ。 記念行事終了後に会う可能性も高くはないようだ。崔書記の訪中は式典出席が目的で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の特使ではなく、金第1書記の親書なども携えていないというのが大方の観測だ。 個別の会談がないとすれば、中国の韓国に対する待遇と対比されることになる。習主席は2日に韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と、2国間首脳会談と昼食会を行った。 一方、この日の夕食会には朴大統領も出席したが、崔書記とは席が離れており、話を交わせるような状況ではなかったと伝えられた。 mgk1202@yna.co.kr
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