【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日発表した8月末現在の外貨準備高は3679億4000万ドル(約44兆3662億円)だった。前月末に比べ28億8000万ドル減少した。 外貨準備高の減少は2カ月連続。2月から毎月増加を続け、6月(3747億5000万ドル)に過去最高を記録した後、7月に減少に転じた。 韓国銀行は外貨準備高が減少した理由について、米国の利上げ観測に伴うドル高により、ユーロなどの通貨資産のドル換算額が目減りしたと説明した。 外貨準備高の90%以上を占める有価証券は3361億1000万ドルで前月から11億2000万ドル減少した。 預金は前月より18億6000万ドル少ない220億4000万ドルだった。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は34億8000万ドルで前月から3000万ドル増えた。IMFリザーブポジションは15億1000万ドルで6000万ドル増加した。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。 韓国の外貨準備高は7月末現在、世界6番目の規模だ。1位は中国の3兆6513億ドルで、日本(1兆2423億ドル)、サウジアラビア(6687億ドル)、スイス(5990億ドル)、台湾(4220億ドル)と続いた。 mgk1202@yna.co.kr
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