習主席(右)と握手する朴大統領=2日、北京(聯合ニュース)
習主席(右)と握手する朴大統領=2日、北京(聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平国家主席は2日、北京の人民大会堂で首脳会談を行い、「今年10月末から11月初めを含む都合の良い時期」に韓国で韓中日首脳会談を開催することで意見が一致した。韓国青瓦台(大統領府)が伝えた。 青瓦台によると、会談では韓中関係、朝鮮半島情勢のほか、韓中日3カ国の協力を含む北東アジアおよび国際問題などについて意見を交換した。 両首脳はまた、朝鮮半島情勢について「緊張を高めるいかなる行動にも反対する」との立場を表明した。 2005年9月の6カ国協議共同声明と国連安全保障理事会の北朝鮮関連決議が忠実に履行されなければならないと強調し、緊張を高めるいかなる行動にも反対すると表明。また、「非核化の目標を堅持する」との立場を再確認する一方、先ごろ欧米など6カ国とイランが核問題で最終合意したことに注目したという。 両首脳はこのような認識に基づき、「意味のある6カ国協議が早期再開されなければならない」という点で一致した。これは北朝鮮に対し新たなミサイル発射や核実験を強行してはならないとけん制し、6カ国協議を進展させるという意思を示したものと受け止められる。 また、首脳会談で韓国側は「朝鮮半島が分断70年を迎え、速やかに平和統一されることが地域の平和と繁栄に寄与する」と強調。中国側は朝鮮半島が将来一つの民族により平和的に統一されることを支持するとした。 yugiri@yna.co.kr
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