北朝鮮高官、中国に到着…「習国家主席と会談」や「韓国側との接触」に注目

北朝鮮の崔竜海（チェ・リョンヘ）朝鮮労働党書記が、中国の抗日戦争70周年戦勝記念行事に出席するため、2日に北朝鮮・平壌（ピョンヤン）を出発して中国・北京に到着した。

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　北朝鮮の朝鮮中央通信はこの日の午後、「朝鮮労働党中央委員会政治局委員であり、朝鮮労働党中央委員会書記であるチェ・リョンヘ同志を団長とする代表団が、中国で行われる中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年行事に出席するため、2日に平壌を出発した」と報じた。

　チェ氏はこの日、平壌から瀋陽を経由して北京に向かい、午後4時40分に北京首都国際空港に到着したと伝えられている。

　チェ氏は3日に開催される軍事パレードに出席するなど、戦勝行事への参加を予定。

　チェ氏の今回の訪中では、中国の習近平国家主席との会談がなされるのかという点に、関心が高まっている。

　チェ氏は異例的に国家元首ではなくても、30人の最高指導者級の外賓とされていると伝えられ、習国家主席との会談が実現する可能性があるのではないかと見られている。

　特にチェ氏が金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の特使として金第1書記のメッセージを習国家主席に伝達するのかについても関心が集まっている。

　同時に最近、高官協議での合意により対話局面で縮まってきた韓国側当局者との遭遇についても注目されている。