【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の張雄(チャン・ウン)国際オリンピック委員会(IOC)委員が持病の心臓病のため、10月に予定されていた韓国訪問を中止する見通しとなったことが分かった。 北朝鮮が組織する国際テコンドー連盟(ITF)の終身名誉総裁を務めている張氏は世界のテコンドー選手が北朝鮮から南北軍事境界線を越えて韓国入りする南北縦断行事に参加する予定だった。 カナダの韓国系ジャーナリスト、ソン・グァンホ氏は先月31日(現地時間)、ITF内部消息筋の話として、「張委員はこれまで2回心臓の手術を受け、10月中に3回目の手術を予定しているものと承知している」と説明。先ごろ行われたITFの総会で総裁選への不出馬を表明したのも張氏の持病と無関係ではないと述べた。 張氏は5月にロシアで開かれた世界テコンドー連盟(WTF)主催の大会でも開会式への参加を急きょ取りやめた。 yugiri@yna.co.kr
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