KEBハナ銀行の発足式の様子=1日、ソウル(聯合ニュース)
KEBハナ銀行の発足式の様子=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ハナ金融グループ傘下のハナ銀行と韓国外換銀行(KEB)が統合したメガバンク「KEBハナ銀行」が1日、正式に発足した。 ハナ金融グループが2012年2月に米投資ファンドのローンスターから外換銀行を買収した時点を基準にすると、統合銀行の発足までに3年半を費やしたことになる。 KEBハナ銀行の資産規模は上半期基準(連結)で299兆ウォン(約31兆円)と、ウリィ銀行(287兆ウォン)、国民銀行(282兆ウォン)、新韓銀行(273兆ウォン)を上回り韓国トップ。海外支店数も20カ所と市中銀行のうちで最も多い。韓国国内の支店は945カ所、行員数は1万6368人と、いずれも国民銀行に次ぐ規模となる。 ハナ金融グループの金正泰(キム・ジョンテ)会長は同日の発足式で、KEBハナ銀行の発足はハナ金融グループが世界一流の金融グループに飛躍する足掛かりになると期待を示した。 この日の株主総会を経て初代頭取に就任した咸泳周(ハム・ヨンジュ)氏(前ハナ銀行副頭取)も、KEBハナ銀行を韓国トップの銀行、さらにはグローバル一流銀行に育てていくと意欲を示した。また「営業現場を優先する経営体制を築き、成果中心の企業文化を定着させ、社会的責任を果たす経営を実践する」と強調した。 stomo@yna.co.kr
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