【ソウル聯合ニュース】安倍晋三政権の政策を正面から批判した日本共産党委員長の著書が韓国で翻訳出版された。 韓国・建国大のKU中国研究院は30日、志位和夫委員長の著書「戦争か平和か―歴史の岐路と日本共産党」(2014年10月、新日本出版社)を翻訳出版したと明らかにした。 志位委員長は著書で、安倍政権の右傾化と過去の周辺国に対する侵略戦争の合理化を強く批判。日本は戦争ではなく平和を追求すべきだとし、村山・河野談話の継承、慰安婦被害者に対する謝罪と賠償、靖国神社参拝の中止などを求めている。 また、東南アジア諸国連合(ASEAN)が平和問題で共同対応し、北東アジアでも平和協力プロセスを構築すべきだと訴えている。 志位委員長は10月半ばに建国大を訪問し、出版記念公演を行うほか、東アジア情勢に対する特別対談に出席する予定。 csi@yna.co.kr
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