【ソウル聯合ニュース】韓国政府は28日、秋夕(中秋節、今年は9月27日)に合わせた南北離散家族の再会行事開催に向けた南北赤十字実務協議を来月7日に軍事境界線のある板門店で行うことを北朝鮮に提案した。統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官が同日の定例会見で明らかにした。 鄭報道官は、金聖株(キム・ソンジュ)大韓赤十字社総裁名義で北朝鮮のカン・スリン朝鮮赤十字会中央委員会委員長宛に送った通知文で、このほど南北高官協議で合意した秋夕の再会行事開催を含む離散家族問題を話し合うため、7日に板門店で実務協議を開催することを提案したと説明した。 また、金第1書記がこのほど朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議で南北高官協議が妥結したことをめぐり、「南北関係を和解と信頼の道に戻した」と発言したとされることについて評価した。 その上で、「北が今後、自ら合意した内容を守っていくことを期待し誠実に履行することを求める」と述べた。 sjp@yna.co.kr
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