28日、ソウル中央地裁にて開かれた第6回公判でキム・ギジョンは「当時、朝食公演会で発言しようとし、発言権を得られなければ何かをしようと思った」とし、「横断幕をカッターナイフで切るなど、少しの騒動を起こして演壇を占拠しようと道具を準備したもの」と主張した。
続けて「リッパート大使は当日行事に参加していないと予想したが、来ていて困惑した」とし「私が瞬間的に興奮し犯行を犯したが、どうやってナイフを振り回したのか思い出せない」と述べた。
キム・ギジョンはまた「事件当日の午前は病院治療を予約した状態で、(3週間後)ウリマダン31周年を控えて公式行事を準備していた」とし、計画的な犯行ではないことを強調した。
この日、キム・ギジョンはリッパート大使について「一度もお会いしたことはないが、韓国語を学んでいると聞いた」とし「リッパートの韓国語教師になりたいと思っていた」と述べたりもした。
なお、キム・ギジョンに対する次回公判は来る28日に開かれる。
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