駐韓米国大使を凶器で襲撃した容疑で起訴された金基宗(キム・ギジョン、55)が「リッパート大使に危害を加えようとしたのではなく壇上を占拠して発言権を得ようとしたもの」と殺害の意図を改めて否定した。
駐韓米国大使を凶器で襲撃した容疑で起訴された金基宗(キム・ギジョン、55)が「リッパート大使に危害を加えようとしたのではなく壇上を占拠して発言権を得ようとしたもの」と殺害の意図を改めて否定した。
マーク・リッパート(42)駐韓米国大使を凶器で襲撃した容疑で起訴された「ウリマダン独島守り」代表、金基宗(キム・ギジョン、55)が「リッパート大使に危害を加えようとしたのではなく壇上を占拠して発言権を得ようとしたもの」と殺害の意図を改めて否定した。

 28日、ソウル中央地裁にて開かれた第6回公判でキム・ギジョンは「当時、朝食公演会で発言しようとし、発言権を得られなければ何かをしようと思った」とし、「横断幕をカッターナイフで切るなど、少しの騒動を起こして演壇を占拠しようと道具を準備したもの」と主張した。

 続けて「リッパート大使は当日行事に参加していないと予想したが、来ていて困惑した」とし「私が瞬間的に興奮し犯行を犯したが、どうやってナイフを振り回したのか思い出せない」と述べた。

 キム・ギジョンはまた「事件当日の午前は病院治療を予約した状態で、(3週間後)ウリマダン31周年を控えて公式行事を準備していた」とし、計画的な犯行ではないことを強調した。

 この日、キム・ギジョンはリッパート大使について「一度もお会いしたことはないが、韓国語を学んでいると聞いた」とし「リッパートの韓国語教師になりたいと思っていた」と述べたりもした。

 なお、キム・ギジョンに対する次回公判は来る28日に開かれる。


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