シャワー室内部を撮影するときは石鹸置き場の上に隠しカメラケースを置き、シャワーをするようにして被害者の疑いを避けたことが調査された。
25日午後9時25分ごろ、全羅南道・谷城で性暴犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)容疑でチェ氏を逮捕し、調査をおこなっている京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)東部警察署はチェ氏からこのような陳述を確保したと26日、明かした。
警察によるとチェ氏は昨年春、チャットアプリを通じて出会った身元不明の男性A氏と会って、同年7月ウォーターパーク盗撮の提案を受け、首都圏と江原道(カンウォンド)のウォーターパーク3か所、ソウルの野外プール1か所など計4か所に設置された女性シャワー室内を撮影した。
チェ氏が女性シャワー室4か所で撮影した盗撮動画は185分に達した。警察は被害者は200人以上になるものと推算した。
チェ氏はA氏から渡されたiPhone5のケース隠しカメラを利用し、シャワー室を撮影。この隠しカメラ装備は台湾で制作されたもので、側面にカメラが取り付けられた製品だ。
チェ氏は、カメラ方向をシャワー中である被害者らに向けたまま、石鹸置き場の上に置いたり、携帯電話を90度の角度で寝かせたまま移動する手法を用い、疑いがかけられないよう撮影していたという。
チェ氏は「それぞれのウォーターパークなどで撮影した映像を4回に分けてA氏に渡し、隠しカメラが取り付けられた携帯電話のケースも返した」と陳述したと伝えられた。
撮影の代価としてチェ氏が受け取ったお金は1回当たり30~60万ウォンずつ計200万ウォン(約20万円)前後だと警察は明かした。
チェ氏は自分の犯行を認めた一方で、A氏の身元については陳述を回避していることがわかった。
警察関係者は「チェ氏がA氏を少なくとも4回以上会ったとしながらも、A氏の連絡先などについては『番号が頻繁に変わり、よく分からない』など、陳述を避けている」とし「チェ氏とA氏が単純な取り引きのために会ったのか、それ以上の関係なのかどうかは、まだ確認されていない」と述べた。
警察はチェ氏に対する追加調査をおこなった後、27日に拘束令状を申請する方針だ。
また、A氏が動画を海外成人サイトなどに流布したとみなし、同男性を追跡する一方で、映像を再流布したIP40個を摘発、捜査を続けている。
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