【清州聯合ニュース】韓国中部の忠清北道槐山郡で来月18日に「2015槐山世界オーガニック産業EXPO」が開幕する。10月11日まで。 同エキスポではオーガニック関連の展示施設や飲食店が運営されるだけではなく、世界有機農業学会(ISOFAR)のラーマン会長など、世界的に有名な有機農業の専門家らによる国際学術会議やフォーラム、セミナーなど、17回の学術行事が行われる。 学術行事では有機農業に関する知識を得るだけでなく、関係者との人脈を広げることも可能だ。特に注目される学術会議は来月20~22日にISOFAR主催で同郡の中源大で開かれる「有機農3.0科学シンポジウム」で、エキスポ期間中に開かれる学術会議の中で最大の規模となる。ラーマン会長をはじめ、国内外から多くの有機農業関係者が参加する。 10月2~3日にはエキスポ会場近くの忠清北道有機農業研究センターで国際有機農業運動連盟(IFOAM)国際本部と国連食糧農業機関(FAO)アジア・太平洋地域事務所が共同主催する国際コンファレンスが開かれる。同コンファレンスでは有機農産物の流通や農法などについて話し合いが行われる。 10月5~8日には同じく有機農業研究センターでISOFAR主催の「有機農産業国際シンポジウム」が開催される。オーガニック関連産業の専門家による発表があり、業界の未来を知る場になるものとみられる。  10月9~11日には中源大でIFOAMアジア連盟主催の「有機農3.0国際シンポジウム」が開かれ、有機農業のビジョンや傾向、革新方向などについて話し合われる。 韓国内の機関・団体による学術会議も多数開催される。 開幕初日の来月18日には槐山農業技術センターで忠清北道発展研究院と日本の山梨県にあるシンクタンクの交流セミナーが予定されている。日本の有機農業の現況を知り、発展方向について話し合う。 韓国農村経済研究院は来月22日に槐山農業技術センターでシンポジウム開催を予定しており、韓国作物学会は同23~24日に有機農業研究センターで推計学術発表会を開く。 大韓栄養士会も10月3日に中源大で有機農業の学術大会を開く計画だ。団体給食で使用できる健康レシピ、代謝症候群の予防や管理法などを学ぶことができる。 忠清北道と西原大は10月1日に有機農業研究センターでオーガニック化粧品の国際シンポジウムを開く。欧州とアジアのオーガニック化粧品開発の現況、世界市場への進出などと関連した多様な討論が行われる。 エキスポ組織委員会は「わが国が有機農業の先進国として一段階飛躍できる重要な土台になるよう、学術会議を準備する」と話した。▼関連サイト:2015槐山世界オーガニック・エキスポ(http://www.2015organic-expo.kr) yugiri@yna.co.kr
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