【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は26日、与党セヌリ党の国会議員との昼食会で、「これからは経済を活性化させ、新たな韓国を築くための改革にまい進すべき」と述べ、下半期の最優先課題と定めた経済活性化の実現と4大(公共、労働、金融、教育)改革の完遂に意欲を示した。 特に、若者のための良質な雇用の創出など労働界の改革を目下の大きな課題に挙げ、国の経済と未来の世代のため、労働問題の解決に率先して取り組んでほしいと求めた。また、近く開会する通常国会では、4大改革に関する法案や山積した経済活性化法案の成立に最善を尽くしてほしいと重ねて要請した。 一方、北朝鮮と25日未明まで行った高官協議で、北朝鮮の「準戦時状態」解除や韓国の拡声器による宣伝放送の中断に合意したことについて、朴大統領は「北の挑発に端を発した安全保障の危機から脱却することができた」と評価。一触即発の緊迫した状況だったが、挑発により二度と韓国国民の安全と国の安保が脅かされることのないよう、最後まで原則を持って協議に臨んだと説明した。 stomo@yna.co.kr
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