【ソウル聯合ニュース】韓国政府が26日、先の南北高官協議で北朝鮮と合意した南北当局者会談の開催に向け準備に着手した。 統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官が同日の定例会見で質問に答えた。ただ、詳しい内容については言及を避けた。 政府は同会談の定例化を目指し、体系づくりに取り掛かったもようだ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権までは首相会談をはじめ長官級会談、次官級の南北経済協力推進委員会など南北会談の体系が整っていたが、2008年の李明博(イ・ミョンバク)政権発足後は南北関係が悪化し会談の体系も崩れた。 当局者会談では、10年3月の海軍哨戒艦「天安」撃沈事件を受け、韓国が同年5月から実施している対北朝鮮制裁措置(5・24措置)の解除についても取り上げられると予想される。 鄭報道官は5・24措置の解除について、北朝鮮側から要請があったときに対話を通じ解決を模索できるとの考えを示した。 hjc@yna.co.kr
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