【蔚山聯合ニュース】韓国の現代自動車が賃金体系の改善に向け号俸制の廃止を提案したが同社労働組合の反発を受け撤回したことが26日、分かった。 労組は、夏休み前に開かれた同社の「賃金体系および通常賃金改善委員会」で会社側が号俸制廃止を提案したが、夏休み後に開かれた同委員会で提案を撤回したと説明した。 現代の提案は、賃金体系を勤続年数が増えるにつれ賃金が上がる号俸制から成果主義中心に切り替える狙いがあったとみられる。 現代の労使は昨年、残業代や退職金などの算定基準となる通常賃金の増額問題解決に向け同委員会の設置に合意した。 労使は今年6月から賃金・労働協約の団体交渉と並行して同委員会を開いている。委員会の運営が行き詰まる場合は団体交渉も難航すると予想される。 hjc@yna.co.kr
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