南北が去る22日から4日間進行した高位当局者の接触で25日深夜、電撃的な妥結案を導出した。(提供:news1)
南北が去る22日から4日間進行した高位当局者の接触で25日深夜、電撃的な妥結案を導出した。(提供:news1)
南北が去る22日から4日間進行した高位当局者の接触で25日深夜、電撃的な妥結案を導出した。

 南北はこの日深夜2時、それぞれ発表した「共同報道文」で非武装地帯(DMZ)の軍事的緊張解消と今後の南北当局間の会談開催、旧盆を機会に離散家族の面会開催などに電撃合意した。

 青瓦台(大統領府)のキム・グァンジン国家安保室長がこの日深夜2時、青瓦台で朗読した共同報道文によると北側(北朝鮮側)は最近、軍事境界線非武装地帯の南側(韓国側)地域で発生した「地雷爆発」に韓国側の軍人が負傷したことについて遺憾を表明したという。

 また韓国側は25日正午まで「異常な状態」が発生しない限り軍事境界線一帯での全ての拡声器放送を中断するとし、北側も去る21日午後5時を期して下達された「準戦時状態」命令を解除した。

 南北はまた、早いうちに南北関係改善のために当局会談をソウルもしくは平壌(ピョンヤン)で開催することにし、今後いくつもの分野の対話と交渉をおこなうことで合意。

 さらに南北は、ことしの旧盆を機会に離散家族の再会を進め、このために赤十字実務接触を9月初めに持つことにした。

 また離散家族の面会を「今後、続けることに」合意し、事実上、離散家族面会の定例化にも合意した。

 南北はこれをもとに今後、多様な分野での民間交流を活性化するとしている。


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