南北協議合意　国連事務総長が歓迎の意を表明

【ニューヨーク聯合ニュース】国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は２４日（現地時間）、韓国と北朝鮮の高官協議が妥結したことを「心から歓迎する」との特別声明を発表した。　潘事務総長は声明で「特に南北が定例的に対話を行うことにしたことを高く評価する。南北の定例対話が朝鮮半島をめぐる懸案を取り扱う効率的な窓口になることを期待する」と強調。朝鮮半島の平和と安定のため、今回の合意が忠実に履行されることが何より重要で、「国連事務総長の資格で南北間の相互協力を積極的に支援する用意がある」とした。　また、今回の南北対話で得た成果が北朝鮮の核問題をめぐる６カ国協議の再開につながることを強く希望すると促した。　韓国と北朝鮮は２２日から４３時間以上の交渉を続けた末に、地雷爆発で韓国兵が負傷したことに対する北朝鮮の遺憾表明、韓国軍による軍事境界線一帯での宣伝放送中止などに合意した。　 csi@yna.co.kr