【ソウル聯合ニュース】24日のソウル外国為替市場で、ウォンの対ドル相場は前週末に比べ4.0ウォン安の1ドル=1199.0ウォンで取引を終えた。1ドル=1204.0ウォンをつけた2010年7月22日以来、約5年1カ月ぶりのウォン安ドル高水準となった。 20日に北朝鮮軍が韓国北部に向け砲撃し、南北間の軍事的緊張が高まったほか、週明けの中国・上海株式相場が急落し、世界景気の減速に対する懸念があらためて広がり、運用リスクを避ける動きが続いた。 この日午前9時ごろには、一時1ドル=1200.0ウォンを記録するなどウォン安が進んだ。 韓国外換銀行は「中国株に対する不安と南北間の緊張からリスク回避の心理が働き、韓国総合株価指数(KOSPI)の大幅下落で外国人の資金の多くが離れ、ウォン安が進んだ」と説明した。 ikasumi@yna.co.kr
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