【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が20日に韓国側に書簡を送付し関係改善に向け努力する意思があると明らかにしたことについて、韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は21日の定例会見で、「北から書簡と通知文が送られてきた時間や砲撃の状況を踏まえると、対話の意思があるのか真意を疑わざるを得ない」と述べた。 北朝鮮は前日午後4時50分ごろ、軍事境界線のある板門店の南北連絡官を通じて金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記(統一戦線部長)名義の書簡を青瓦台(大統領府)の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長(閣僚級)宛てに送付し、「現在の事態を収拾し、関係改善の出口を見いだすために努力する意思がある」と説明した。 しかし、北朝鮮は同日午後5時ごろ総参謀部名義の通知文を韓国国防部宛てに送り、48時間以内に対北朝鮮宣伝放送を中止し、拡声器などの設備を撤去しなければ軍事的行動を開始すると警告した。  sjp@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0