韓国・MERS(マーズ)の終息宣言、WHO基準で9月中旬以降になる可能性がより高まった。
韓国・MERS(マーズ)の終息宣言、WHO基準で9月中旬以降になる可能性がより高まった。
韓国における中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)の遺伝子検査結果、陽性の患者を1人残した状況で、世界保健機構(WHO)基準の公式終息は9月中旬以降となる可能性がより高まった。

 韓国・保健当局は20日、治療中の患者は計10人と発表。この中で、9人はウイルス遺伝子検査の結果、陰性と確認されたため、一般病室で治療を受けている。残りの1人は80番目の感染者(35、男性)で、陰性と陽性の結果が繰り返し表示されており、完全なる陰性転換が予想より遅れている。

 WHOが定める公式的な終息日は、今後80番目の患者の遺伝子検査結果が完全に陰性へと転換した後、28日以降となるため、9月中旬以降が公式的な終息日となる。28日間は、MERS最長潜伏期間(14日間)の2倍に相当する数値だ。

 一方、韓国で新たなMERS患者は48日間、発生していない。


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