記者会見するバッハ会長=19日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見するバッハ会長=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は19日、ソウルのプレスセンターで記者会見を行い、2018年平昌冬季五輪の準備状況について「前回の訪問時と比べ大きな進展がある」とした上で、「テスト大会から成功すると確信する」と話した。  バッハ氏は、大会組織委員会の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)委員長やIOCのグニラ・リンドベリ調整委員長らが支援を惜しまなかった結果、準備が順調に進行していると評価。同日の朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談では、「大会の成功に対する意志と約束を聞いたのが大きい意味となった」と述べた。 また「競技場の工事も滞りなく進行しており、最近になって組織委員会で経験が多い人材の採用を拡大したことも肯定的な変化」と話した。  北朝鮮の平昌五輪への参加については、「IOCは206の全加盟国が五輪に出場できるよう支援を惜しまないでいる」とした上で、「北朝鮮もIOCの支援が必要と判断すれば、いつでも検討し、最大限助ける」と答えた。  同日来韓したバッハ氏は朴大統領と会談したほか、趙組織委員長との昼食会に出席した。20日午前に中国に向け出国し、22日に北京で開幕する世界陸上選手権の開会式に出席する。 13年9月にIOC会長に選出されたバッハ氏が韓国を訪問したのは同年11月以来、2回目となる。 yugiri@yna.co.kr
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