弔問に訪れたSKグループの崔泰源会長=18日、ソウル(聯合ニュース)
弔問に訪れたSKグループの崔泰源会長=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長の長兄で14日にがんで他界した故李孟熙(イ・メンヒ)元第一肥料会長(享年84)の棺が安置されているソウル大病院の葬儀場に、韓国財界の要人が続々と弔問に訪れている。 系列会社の資金横領などで服役し、光復(8月15日、日本による植民地支配からの解放)70周年の特別赦免で出所した大手財閥SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は18日午前、同病院を訪れて遺族をいたわった。弔問後、記者に対し「とても悲しい」などとコメントした。 また、玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長、朴容晩(パク・ヨンマン)斗山グループ会長、朴三求(パク・サムグ)クムホアシアナグループ会長らも弔問に訪れた。 孟熙氏はサムスングループを創業した故李秉チョル(イ・ビョンチョル)氏の長男で、李在賢(イ・ジェヒョン)CJグループ会長の父。秉チョル氏の後継を争った末に弟で三男の健熙氏にサムスングループの経営権を譲り、グループ会社の第一製糖を譲り受けて独立した。第一製糖は後にCJと名を変えた。 健熙氏の長男の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長をはじめとするサムスンのオーナー家族、崔志成(チェ・ジソン)未来戦略室長(副会長)らサムスングループの役員もすでに弔問を終えている。孟熙氏と健熙氏の確執で長年にわたり疎遠な関係になっていたサムスンとCJが、孟熙氏の葬儀を機に和解モードに入るかどうかが注目される。 告別式は20日に営まれる予定。 stomo@yna.co.kr
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