【ソウル聯合ニュース】モバイル向けDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の世界市場で韓国メーカーのシェアが80%を超え、過去最高となったことが18日、分かった。 半導体関連情報サイトのDRAMエクスチェンジの報告書によると、4~6月期のモバイル向けDRAMの世界市場での売上高シェアは、サムスン電子が57.6%、SKハイニックスが23.9%と1、2位を韓国メーカーが占めた。次いで、マイクロン・テクノロジー(米国、16.5%)、南亜科技(台湾、1.2%)、ウィンボンド・エレクトロニクス(台湾、0.7%)の順だった。 韓国メーカーのシェアの合計は過去最高の81.5%に達した。サムスン電子のシェアは前期比5.5ポイント、SKハイニックスは同1.0ポイントそれぞれ上昇した。 寡占状態の半導体市場で韓国メーカーのシェアが80%を超えたのは初めて。モバイル向けDRAMは半導体メモリー市場で最も有望な品目であるため、報告書の集計が示唆するものは大きいと業界はみている。 報告書は「モバイル向けDRAM市場でサムスンが主導者であることを立証した。サムスンはDRAMのうち40%をモバイル向けが占めるほど半導体メモリー市場で先を行っている」と評価した。 hjc@yna.co.kr
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