【ソウル聯合ニュース】韓国政府は17日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)70周年記念式での演説で表明した北朝鮮へのメッセージに対し、北朝鮮側が激しく非難したことに遺憾を表明した。 韓国統一部はこの日、報道官声明を出し、北朝鮮が朴大統領のメッセージを歪曲(わいきょく)し非難した上、朴大統領に対する誹謗(ひぼう)中傷を繰り返したことに対し遺憾を示した。 北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会は16日の報道官談話で、朴大統領のメッセージについて「われわれに悪辣(あくらつ)な言い掛かりをつけて悪口を並べ、人々を驚愕(きょうがく)させ、憤慨させている」と非難するとともに、朴大統領に対し「高い代価を払うことになる」と威嚇した。 統一部声明は、南北軍事境界線に近い非武装地帯(DMZ)の韓国側で起きた地雷爆発事件について、北朝鮮が地雷埋設を否認し、韓国側がでっち上げた謀略劇だと主張したことも強く糾弾した。  hjc@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0