【光州聯合ニュース】韓国のタイヤ大手、クムホタイヤの労働組合が17日、全面ストライキに入った。 クムホタイヤの労使は賃上げの本交渉や実務会議を重ねてきたが、雇用を保障する代わりに一定の年齢以降は賃金を引き下げる「賃金ピーク制」の導入や一時金の支給などで溝を埋められず、労組が交渉決裂を宣言。11~14日に時限ストを実施した。 全面ストは2012年8月以来、3年ぶりとなる。この時は1日でストを終えた。 労組は17日午前6時半から光州工場と平沢工場(京畿道)、同7時から谷城工場(全羅南道)でストを開始した。それぞれ8時間を予定する。これに対し会社側は、一般職や現場管理者などを投入し、被害を最小限に抑える方針だ。 ストによる生産ロスは各地域の協力企業や製品供給先の起亜自動車光州工場にも被害を及ぼす恐れがある。会社側によると、4日間の時限ストで売上高は80億ウォン(約8億4000万円)減少した。全面ストが続けば、売上高は1日当たり約52億ウォン減少すると推定される。 mgk1202@yna.co.kr
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