【東京聯合ニュース】経営権争いが起きているロッテグループの創業者、辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏の次男でロッテホールディングス(HD、本社・東京)副会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)氏(韓国ロッテグループ会長)が、ロッテグループの大株主で12社ある「L投資会社」のすべてで、単独の代表取締役として登記されていることが13日分かった。 L投資会社は日本の株式会社で「L第1投資会社」から「L第12投資会社」まである。12社のうち、11社は韓国ロッテグループの持ち株会社であるホテルロッテの株を72.65%保有している。 聯合ニュースが7日、日本の法務省が発行したL投資会社の法人登記簿謄本を確認したところ、12社のうち9社は格浩氏と東彬氏の2人が代表取締役として登記され、3社はロッテHDの佃孝之社長が代表取締役から退き、東彬氏だけが代表取締役として登記されていた。東彬氏が就任する前は、格浩氏と佃氏が分担して代表取締役を務めていた。 さらに13日、法人登記簿謄本を再び確認したところ、格浩氏が7月31日付で代表取締役を解任されていることが明らかになった。 また格浩氏が代表取締役から解任されたことに対し、東彬氏の支持を表明していた佃氏が退任という形で代表取締役から退いたことに注目が集まっている。 yugiri@yna.co.kr
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