【ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線に近い非武装地帯(DMZ)の韓国側で北朝鮮が埋めた地雷が爆発し、兵士2人が重傷を負った事件を受け、韓国の与野党は13日、北朝鮮の挑発を糾弾し、韓国政府に断固とした対策を求める内容の決議案を国会本会議で採択した。決議案は在籍議員221人のうち219人が賛成、2人が棄権して採択された。 決議案は、北朝鮮がDMZに地雷を埋設した行為を「朝鮮半島の緊張を高める明白な挑発行為」と規定。北朝鮮の主張は達成することができず、国際社会から孤立することになると警告した。 また「軍事的挑発行為は南北関係を再び軍事的対決の局面に追い込み、朝鮮半島の平和的統一を脅かすもの」とした上で、北朝鮮に対し事件の真相を明らかにし、謝罪と責任者の処罰、再発防止を求めた。 さらに韓国政府に対し、国連や関連当事国との協力の下、北朝鮮の挑発行為に対する断固とした対策を講じることや、再発防止に向けDMZの警戒態勢を再点検することを求めた。 yugiri@yna.co.kr
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