北朝鮮の外務省「韓米連合軍事訓練、直ちに中止を促す」

北朝鮮の外務省は13日「米国は朝鮮半島とその周辺で繰り広げている危険な合同軍事演習を直ちに中止することを促す」と主張した。

　外務省はこの日、朝鮮中央通信を通じて発表したスポークスマン談話で「我々の度重なる警告や国際社会の一貫した非難にも関わらず、必死に軍事的対決の道を行く場合、もたらされる全ての悪い結果に対して、一切の責任を負うことになるだろう」と述べた。

　外務省は「1950年代とは異なり、今の我々にとっては米国が望むどんな戦争方法にも全て相手にすることができる強大な軍事力がある」とし「米国の核挑発を抑制するために必要な全ての措置をとるだろう」と主張した。

　続けて「しかし米国は時代錯誤的な対朝鮮敵対視政策を転換するのを終え拒否することにより、朝鮮半島の非核化を永遠に解き放しており、核戦争の暗雲を集めてきている」とし「米国が朝鮮半島と周辺で1年に数回ずつ絶えず広げている合同軍事演習は我々共和国に対する重大な軍事的挑発であり、対朝鮮敵対視政策の集中的表現」と非難した。