12日午後12時50分ごろ、ソウル市内の日本大使館前で開かれていた水曜デモの途中にチェ某氏(80代)が自身の体にシンナーをかけ火を放った。チェ氏は意識不明の重体となっている。
12日午後12時50分ごろ、ソウル市内の日本大使館前で開かれていた水曜デモの途中にチェ某氏(80代)が自身の体にシンナーをかけ火を放った。チェ氏は意識不明の重体となっている。
光復70周年を控え開かれた従軍慰安婦問題解決のための定期集会「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」(水曜デモ)中、80代の男性が自身の体に火をつけた。

 12日午後12時50分ごろ、ソウル市内の日本大使館前で開かれていた水曜デモの途中にチェ某氏(80代)が自身の体にシンナーをかけ火を放った。チェ氏は意識不明の重体となっている。

 当時、通報を受け出動した救急隊により近隣の病院に移送されたが、火傷治療専門病院である漢江(ハンガン)聖心(ソンシム)病院に移された。

 病院側は午後3時半ごろ、「患者は意識がなく、肺機能も低下しており、人工呼吸器をつけている」と説明した。

 ヤン・ヒョンテ漢江聖心病院火傷外科教授は「患者は全身の56%に火傷を負い、そのうちの40%以上が3度の火傷」としながら、「主に首と顔など上半身の火傷がひどい」と明かした。続いて「患者の火傷範囲を把握した後、患者に樹液治療と傷治療をしている」とし、「2日後に死んだ皮膚を除去する手術をおこなう予定」と述べた。

 また、チェ氏の家族も病院に到着し、医療陣から状態について説明を受けたという。

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